2014年第１回！スポットウォーキング！

2014.04.15 活動報告

こんにちは！スポットウォーキングさっぽろです！
今回は7人で街中を回りました。
ではでは・・・・
２０１４年第１回！スポットウォーキング！
●とき：2014年4月13日(日)
●メンバー
・平間栄一　20代男性（事務局)
・佐藤成二 20代男性(事務局・車椅子ユーザー)
・Nさん 20代男性(福祉従業者ヘルパー)
・Mさん 20代男性
・Mさん 20代男性(事業主・車椅子ユーザー)
・Oさん 30代男性(任意団体代表・車椅子ユーザー)
・Mさん 20代女性(ラジオ局番組アシスタント)
●当日の動き

・11:30～麻布茶房大通シャンテ店集合。自己紹介、雑談、食事。
・13:30～地下歩行空間散策、トイレタイム。札幌駅地下街、札幌駅北口多目的トイレを利用。
・15:30～ビックカメラ札幌駅前店にて、買い物。
・17:00～地下歩行空間直結、タリーズコーヒーにて一日の振り返り。
・18:00～解散。
●それぞれスポットの発見
（ここでは行った場所（スポット）の詳細、そこであがった声を発信します♪）

●スポット①麻布茶房札幌シャンテ店
札幌市中央区南1条西1丁目札幌シャンテ地下２階
・段差

なし。
・トイレ

徒歩１分で地下街多目的トイレあり。同ビル地下1階にもあり。
・通路等の広さ

車椅子ユーザー３人いても十分に動ける広さがある。
・フォーク等便利品

麺類等でフォークを出していただいた。
・スタッフの対応

椅子を避けてくれたり親切な対応。
・その他

あんみつ、ぜんざいなどの甘味が種類豊富にあり、食事も楽しめるバリアフリーなお店。
スポットウォーキングメンバー以外にも車椅子のお客様や歩行器を使用した高齢者のお客様の利用もあった。

●スポット②札幌駅北口トイレ
・札幌駅北口にある多目的トイレは、いつも混んでいておむつ交換するお母さんや、車椅子ユーザーが並んでいることもある。
今回利用したのは西改札口側の北口に新しくできたコチラ！！通常のトイレの奥に、少し狭いですが手動車椅子や簡易電動車椅子であれば利用できるトイレができていました！

●スポット③地下鉄大通駅の新しくなった券売機！
・改装されて最近新しくなった大通駅構内。券売機をよくみると、足が深く入り車椅子ユーザーでも使いやすいユニバーサルデザインのものになっていました！今までは各券売所にひとつしかなかったデザインのものが、すべて新しく変わっていました！

●スポット④札幌駅東急百貨店地下にある昇降機
・今日のメンバーのうちの車椅子ユーザー１人が利用したことのある昇降機、他の方は使ったことがない、知らない、とのことだったので試してみることに♪写真は乗り込むうしろからと、昇降中の下から。

感想は。。。
「せまい！」
「おそい！」
「こわい！」
「目立ってまるで自分が見せ物のようだ！」

(;´д｀)
基本的にボタンを押すとインターホン越しに担当者と話ができ、遠隔操作で動かしてもらえるもの。
ただ、階段の上と下そして乗っている台の3ヶ所に設置してあるインターホンのうち、管理室と繋がるのは１つだけなので上で繋がっているときは管理室の指示が乗っている本人に届かない。だとか本人と繋がっていたら下にいる付き添いの人には指示が聞こえない。という問題点が発覚！担当者にお伝えしました。
十数段の階段を降りるのに、車椅子ユーザー３人で14分かかりました(;´д｀)(;´д｀)
が！！
そんななか、興味をもって話しかけてくれた市民の方が何人かいて
「大変なんだなー。」
「これ使わないとあっち行けないの？」
「俺も近い将来車椅子になるかもしれないからよぉ。そうかそうか。」
とおっしゃっていました。
この活動をしていくなかで、こうして少しずつ市民理解が得られるのかな、と感じた瞬間でした！
●スポット⑤ビックカメラ札幌駅前店
・パソコン周辺機器がほしい、とメンバーの１人の要望があり、お買い物へ♪やはりここは広さがあるので商品も見やすく、利用しやすい環境でした！
写真の通り、子供や車椅子ユーザーの高さでも商品が見やすいように配置されていました！

●スポット⑥地下歩行空間直結、タリーズコーヒー日本生命ビル店。
・段差もなく店内すべてフラット。
・トイレ、店の隣に多目的トイレあり。
・スタッフの対応少し狭い通路を抜けて奥の喫煙OKスペースに行く際、他のお客様に配慮してくれたりととても親切。通常は入り口で行う注文とお会計も、１人ずつ丁寧に席の方で行ってくれました！メニューやガムシロップなど持ってきてくれたり、車椅子のお客様が度々利用されるとの事でした！

以上になります(´・ω・｀)
～参加した皆さんの声～
・普段障がいを持つ方とこうして一緒に歩く機会がないので、こんなに遠回りしなきゃ目的地にいけないんだということに気づいた。
点字ブロックが車椅子の人にとってこんなにガタガタ揺れるものなんだなと思った。いろんな発見があって、何より楽しかった！
昇降機も初めて動いているのを見たが、見せ物のような状態でおどろいた。
街で車椅子の方を見かけることはあるが、どの程度手伝っていいものか、わからない。が、扉を開けて押さえたりものが落ちたら拾ったり”自分がされて嬉しいこと”はしていいな、と感じた！
・エレベーターがこんなところにあるんだ！知らなかった！体に不自由を抱えていても、他の人と改めて一緒に行動することで目的地までの最短ルートが見つかったり新しい発見があった！
・ヘルパーとして当事者の方と街を利用することは多いが、知らないところにトイレが新しくできていたり知らないエレベーターがあったり、新しい発見があった！サービスの質向上のためにも、自分のなかでの情報更新をしなきゃな、と思った。
・麻布茶房、車椅子で通りがかってはいたが初めて入った。意外に広くて、今後の選択肢が増えた！
テーブル足が、一本足でありテーブルが自分のお腹まで着かなかったので食べづらかった。
自分の頭のなかにエレベーターの位置や最短ルート、飲食店などたくさんあるので、みんなでそれを共有できたらなと思う。自分の知らないところに関しては、知りたい！
・麻布茶房、入り口が狭かったが中は広かった。昇降機やエレベーターの位置など、知らないことがたくさんあり、知ってる人が一緒にいたらな、と思う。
・車椅子ユーザー多数で出歩くことは少なく、昇降機の時に話しかけられたこともあり、市民理解を得るのに良い機会だと感じた！
お店をどんどん利用することで、お客様を受け入れる店側の対応も多様化してくるしスタッフさんが慣れてくる！
昇降機からの景色がとてもとても怖かった。
●まとめ
・以上！車椅子ユーザー、ヘルパー、福祉に関わりのない人、ある人、それぞれの立場が感じたことを皆で共有することができました！同時に、利用する街側、そして道行く市民の人たちに”ニーズがあるんだ”、”こんな不便があるんだ”と、考えるきっかけになったと感じています！
今後も毎月こういった形で活動を続け、飲食店情報をストックしていくと同時に社会全体の意識が、ちょっと変わっていくよう情報を発信していきたいと思っています！