【時事ネタ】お店に卵がない理由

 たまご写真

 

卵の棚、最近いつ行っても空になっていることが多いですよね。

「今日の分は完売です」「入荷は未定」の張り紙にがっかりする今日この頃。

お店をいくつも回ってやっと購入している方もいるのではないでしょうか?

 

どうして卵が品薄なの?

昨年10月末に発生した高病原性鳥インフルエンザが全国にまん延し、今年の4月中旬までに全国で1800万羽近い家禽(かきん※)が家畜伝染病予防法に基づき殺処分されました。

北海道でも、4月に千歳市の複数の養鶏場で大規模な感染が発生し、北海道全体の約20%に当たる120万羽以上の鶏が殺処分されています。

殺処分された鶏のほとんどが採卵鶏(主に卵を生産するための鶏。卵用鶏ともいう)だったため、卵の品薄状態が続いています。

外食産業や菓子メーカーでは、卵を使ったメニューの供給が中止、または数量限定販売になるなど、卵の品薄の影響が出ています。

※家禽(かきん)とは

卵や肉などを利用するために飼育している鳥の総称で、鶏の他にアヒルやウズラ、ダチョウなども含まれます。

 

品薄はいつ解消するの?

ひよこイラスト

鶏は、卵からふ化してから卵を産めるようになるまで4~5カ月かかります。

すぐに生産量が今まで通りになることは考えにくく、しばらくは品薄状態が続くと考えられます。

「供給が安定するまでには、半年から1年程度かかるのではないか」という専門家の意見も出ています。

 

卵以外のメニューを考えよう

卵をメインに使ったおかずを作る機会も多いと思いますが、長い期間品薄が続くとそうもいかないですよね。

日々の献立を立てるのにも支障が出ると思います。

また、日常的に運動を行う方にとって、卵は手軽で価格の比較的安定した(最近は高騰していますが……)たんぱく源でもあります。

ここでは、生卵M玉1個分(約60g)とほぼ同じ量のたんぱく質(約7g)を取れる食材とその量を紹介します。

レシピサイトをうまく活用して、献立のレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか?

(表をクリックすると表示が大きくなります)

生卵M玉1個(約60g)とほぼ同量のたんぱく質をとれる食材と目安の量(1)の表

生卵M玉1個(約60g)とほぼ同量のたんぱく質をとれる食材と目安の量(2)の表

 

 

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