アイヌ文化について～民族共生象徴空間 ウポポイ～

皆さま、こんにちは。スポットウォーキングさっぽろです。

先日、「民族共生象徴空間 ウポポイ」というアイヌの施設がが白老町にオープンしたとニュースで話題になっていました。

今日はそんなアイヌ文化に関してご紹介したいと思います。

 

そもそもアイヌってなに？

「アイヌ」という言葉は、アイヌ語でカムイ（神）に対する「人間」という意味で、民族の呼称です。

アイヌ民族とは、近世には北海道、東北北部、樺太、千島列島という広い範囲に暮らしてきた人たちの事を言います。

交易民として本州や北東アジアと関わり、独自の言語や文化をもった海洋民であり、日本の先住民族でもあります。

 

意外と身近！？ 北海道の地名はだいたいアイヌ語？！

現在、両言語のつながりをもっとも簡単に見出すことができるのは、日本の地名です。

北海道をはじめとする日本の地名には、アイヌ語を語源とするものが数多く存在します。

たとえば「札幌」は、「乾燥した広大な大地」を指すアイヌ語「サッ・ポロ・ペッ」が語源。

他にも知床（シリ・エトク＝陸の突端）、稚内（ワッカ・ナイ＝水の豊富な沢）、十勝（トカプ＝よく晴れる場所）

また青森県の三内、岩手県の遠野など、数え挙げればキリがないほど、

アイヌ語にルーツを持つ日本の地名は多いです。

 

アイヌの食文化

主食が存在しない狩猟・漁撈民族であるアイヌの食生活の中心を成す料理だったのが、

獣肉や魚肉、山菜、野菜を鉄鍋で煮込んだ汁物、オハウ（煮込み汁）という料理でした。
単なるスープに留まらず、鍋料理とも言えるほど具沢山の汁物です。

スタッフの中で数年前にアイヌ民族博物館を訪れた際に

オハウ（煮込み汁）を食べて、とても美味しかったそうです。

 

ちなみに、こちらの料理は北海道の郷土料理として名高い石狩鍋、三平汁の起源とも言われています。

民族共生象徴空間 ウポポイが開業した日に行った時の動画です。

 

公式ホームページ

最後に下記のURLより

白老町にある民族共生象徴空間 ウポポイの公式ホームページです。
https://ainu-upopoy.jp/

 

最後までよんでいただきありがとうございました

 

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