福祉の現場で働く人たち・実録編(2)

このシリーズでは過去に取り上げた職種の中から一つの職種をピックアップし、実際にどのように働いているかを実録形式でご紹介していきます。

前回の記事→ 福祉の現場で働く人たち・実録編(1)

2回目の今回は「訪問介護員(ホームヘルパー)」です。

 

登場人物のプロフィール

訪問介護員のイメージ画像。手提げカバンを持った猫のイラスト

 

現在の勤務先:訪問介護事業所

職種:訪問介護員(パート) ※ガイドヘルパーの資格有り

経歴:資格取得時から同じ事業所に勤めて15年目

 

 

現在の勤務体系

日によってバラバラですが、だいたい8時から17時の間です。

夜勤はしていません。

週3~5日の勤務で、土日のどちらかが休みになるようにシフトを組んでもらっています。

 

1日の仕事の流れ

こちらは訪問軒数が一番多い日のスケジュールです。1日1~3軒の利用者さんを訪問します。
仕事内容は家事援助がほとんどで、たまに身体介助や通院介助が入ります。
1軒あたりの作業時間は30分~2時間くらい。
通院介助は長時間になることが多いので、その利用者さん1人でその日のお仕事終了、ということもあります。

8:00~ 1軒目のお宅へ移動

8:30~10:30 1軒目のお宅で仕事

基本的には自宅・現場の直行直帰です。雪のない時期は自転車か公共交通機関、冬は徒歩で通勤します。

事業所に行くのは書類の提出と全体ミーティングの時くらい。月3日あるかな? ないかな? って感じ。

11:00 一時帰宅、昼食

2軒目以降は現場から現場へ直接行くことがほとんどですが、空き時間が長い時はいったん家に帰ることもあります。

主に平日の日中に勤務を入れているので、こういう空いた時間に役所や銀行など、平日の日中しか開いていない場所に行ったりします。

12:30~ 2軒目のお宅へ移動

13:00~14:00 2軒目のお宅で仕事

14:00~ 3軒目のお宅へ移動

14:30~16:00 3軒目のお宅で仕事

17:30 帰宅

帰り道にあるスーパーで日用品の買い出しをすることが多いので、最後の利用者さんの地域によって寄り道先が変わります。行った先で買いたい物が安くなっていたらラッキー♪

 

 

以上がだいたいの仕事の流れです。

利用者の大半が高齢の方で、障害のある方は週に1人か2人くらい。

ガイドヘルパーの資格を持っているので、視覚障害の方の外出をサポートすることもあります。

ちょっと不便だな……と思うのは、訪問先の連絡先は会社が管理していて教えてもらえないので直接連絡が取れず、訪問したら本人都合や本人不在でキャンセルになることがたまにあることです。

個人情報は慎重に取り扱わないといけないのは分かるんですが……。

 

 

 

お時間のある方はこちらもどうぞ↓
過去のお知らせ記事一覧(1)
過去のお知らせ記事一覧(2)

 

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あなたのリアルな声を、ぜひお聞かせください。

「車いすでとあるお店に行くと、車いすという理由だけで入店拒否された…」「やっと見つけたユニバーサル対応トイレ、しかし先客が…しばらく待つとカップルが元気に出てきた…」

などといった切なく悲しい声。

「気になるお店が、しかし段差が…と思っているとスタッフさんが快くお手伝いしてくれた!」「最近車いすの友人が出来たんだけど、関わっていく内に勝手に抱いていたネガティブなイメージ吹っ飛んだ!普通に超楽しい!」

などといった元気の出るような嬉しい声。

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