眠れない・眠りすぎてしまう……「睡眠障害」とは?

「睡眠障害」と聞くと、どのようなものを想像するでしょうか?
夜になっても眠れず、睡眠導入剤などの薬を使ってなんとか眠りにつく……いわゆる「不眠症」が最初に挙がるかもしれません。
しかし、その逆に「眠りすぎてしまう」という「過眠症」というのも、この睡眠障害の中の一つであり、
「眠る」という行為全般に関するものが「睡眠障害」と呼ばれます。

この睡眠障害、決して珍しいものではなく、「不眠症」だけでも近年では成人の30%~40%は悩んでいると言われています。
原因も様々なものが考えられるだけに、簡単に解消できなくなってしまう方も少なくありません。

「睡眠障害」に関して、いくつか例を挙げてみますが……いずれにしても、「眠り」が原因で
日常の生活、お仕事に大きな支障が出てしまう方も、また少なくは無いのです。

 

不眠症とは?

不眠症とは文字通り「眠れない」病気で、特にこれが慢性的、つまり「長い期間ずっと続く」ものを指します。
翌日に試験や旅行などがあって眠れない、何か心配事があって寝付けないといった「眠ろうとしてもどうしても眠れない」
という経験自体は多かれ少なかれあるかと思いますが、こういった短期的、言ってしまえば「原因が明確」なものに関しては、
数日から数週間のうちに解消し、また眠れるようになります。
問題は「慢性的」になった時で、病気の名前だけを見ると非常にわかりやすいように見えますが、なんの原因で不眠症になってしまうか、
という点では非常に範囲が広いこともあり、自分だけではどうにもならない、となってしまうものです。

良く言われる原因としては以下のようなものが挙げられます。

  • ストレス(緊張が続く、細かな点が気になって寝る前に考え事が続いてしまう、等)
  • からだの病気(アレルギーなどの「身体のかゆみ」から高血圧、心臓病などの病気が原因になる等)
  • こころの病気(うつ病を始め、精神的な病気には不眠となるケースが多い)
  • それ以外の睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群、「むずむず脚症候群」等)
  • 薬や刺激物の服用・飲用(治療薬の他、コーヒー等に含まれるカフェイン等によるもの)
  • 生活リズムや環境(騒音や光などの環境、またそれらが原因となって生活リズムが崩れてしまった等)

「不眠症」「上手く眠れない」といった話の中では良く見られる内容なので、いくつかは聞いたことがあるかもしれません。
ひとつだけであったり、自身で自覚のあるものであったりする事もあるかとは思いますが、気づかないうちに原因が複数になっていたり、
そもそも何が原因かわからない、という方も多く、どんどん悪循環に入ってしまうケースもあります。
他の病気が原因で不眠になってしまったり、逆に不眠で病院にかかったら他に病気があった等、単純に解決できるものでは
無い場合も多くあるので、日常生活に影響が出てしまうようであれば、早めに専門医に診てもらうようにしましょう。
厚生労働省からも情報を得られますが、不眠に限らず「睡眠障害」に関する最初の窓口としては、精神科や脳神経内科などが挙げられます。

過眠症とは?

「眠れない」症状が続くのが不眠症ですが、こちらはその逆で「突然、強い眠気に襲われる」というもの。
単純に眠気が来るだけでなく、実際に体の力が抜けて、突然「寝落ち」してしまうような症状もあり、転倒や事故などの危険も伴います。
不眠症の原因で挙げられた「睡眠時無呼吸症候群」が原因となる事もあり、「眠っているつもりが、必要な睡眠が取れていなかった」事が
原因になる場合もある他、「ナルコレプシー」と呼ばれる身体的・精神的な不調が原因になっている事もあります。

睡眠時随伴症とは?

上記2つは「眠れない」「眠気を抑えられない」という両極端な性格の症状ですが、3つ目として「睡眠時随伴症」というものも挙げられます。
眠っているのに歩き回ったり、大声を出してしまったり泣き出したり……これらだけ見てしまうと「夢遊病?」「寝言が多いだけ?」と
思われそうですが、寝たままで歩き回ってしまうのは危険を伴う上、これらが続いた結果として睡眠が正しく取れなくなり、
日常生活に影響が出るほどに不眠や過眠となってしまう事もあります。

睡眠障害でお仕事が続けられなくなってしまった……「相談すること」を躊躇しないで

決して珍しい病気ではない睡眠障害、とはいえあまりに酷くなってしまい、これまでのお仕事が続けられなくなってしまった、
という方も少なくないでしょう。最近では在宅ワークやテレワークなど、自宅で仕事が出来る環境が整いつつあるとはいえ、
日中の稼働が難しい、もしくは治療の為に通院が増えてしまい、やむなくお仕事を辞めてしまう事になったという方でも、
症状が回復すればまたお仕事に戻りたい、それまでの間お仕事が無いのも辛い……。

まずは生活を安定させる為にも、役所などで療養中の給付金が受け取ることが出来るか、確認をしてみましょう。
最初から役所で確認するだけでなく、かかっている病院でこういった給付金や補助が受けられるか、その方法は、
といった内容を相談してみるのが良いかと思います。
そもそも病院にかかる事も含め、「たかが眠れない程度で・眠気が抑えられない程度で」と思わず、すぐに診察を受けたり、
相談をしたりするのは最も大事な第一歩になります。なんとなく恥ずかしい、どう相談したら良いかわからない、そもそも病気なのか……
色々な心配事や不安感は、より一層睡眠の妨げにもなります。
以前はともかく、今はこういった相談をする事が出来る窓口も広く、思っている以上に気軽に相談出来る環境が広がっているので、
とにかく「睡眠の関係で日中の活動が難しくなっている」事を隠すことなく相談しましょう。「少し大げさかも」と思っている状況が、
実は様々な要因が絡み合った複雑な原因になっている可能性もあり、時間が経てばそれだけ回復にも時間を要する事に繋がってしまいます。
ご自身の生活や活動を守るためにも、近くの病院で診察してもらう事をためらわないでください。
お薬を出してもらうだけで症状が改善したり、他の病気や体調不良が見つかることで、
睡眠だけでなくそれらの体調不良を回復する事にも繋がります。

怪我とは違い、パッと見ただけでは「障害」とは見えないのが睡眠障害です。その辛さはご自身が一番痛感しているはず。
その辛さを我慢せず、専門家に相談し、治療に入るのが最初の一歩です。その上で、治療中の生活で補助を受けることが出来るかどうか、
役所などで相談し、またお仕事や社会活動に戻ることが出来るようになるまで手助けしてもらうことは、何ら恥ずかしいことでは無いのです。

役所の手続きは済んだけれども、次のお仕事に就くまでにも何かお仕事を……そんな時には「就労継続支援」の利用を

病院や役所に相談し、治療に専念する為にやむを得ず仕事を失うとなった場合、障害年金や様々な福祉サービスを受けることが
出来る手帳を交付される場合があります。状態によっては同時に障害者手帳が交付される場合もありますが、
こういった手続きを受けることで、治療だけではなく福祉サービスを利用して、生活の質を向上したり、
病状が回復した後の社会復帰に繋げる為の活動を行う際にもスムースに物事を進める事が出来るようになります。

一番は治療に専念し、身体を休めて体調を整える事が大事ですが、そうは言っても何もしない事に耐えられない、
という方もいると思います。外出の機会が減ってしまって、それもまたモヤモヤになって……という流れが心配な方は、
役所を通じて「相談室」という窓口を紹介してもらう事が出来ます。相談室では「現在の状況」を伝えた上で、
ご自身がどのような事をしたいか、もしくはどのような事が出来るのかを、担当者と一緒に検討したり、候補を提示してもらう事も出来ます。
こうした一環の中で、「就労継続支援」という形で体調に合わせながら何らかのお仕事を短い時間、一定の期間で継続して行う事が出来る
事業所もあります。お住まいの地域や自治体によって様々な事業所があるので、こういったものも役所や相談室で紹介してもらい、
話を通してもらう事が出来ますので、無理のない程度に身体を動かしておきたい、ということであれば是非利用してみましょう。

就労支援事業所には主に3種類がありますが、睡眠の状態や体調に合わせやすい形態として、「就労継続支援B型」というものがあります。
体調に合わせたお仕事をした上で、場所によって異なる点ではありますが「作業工賃」といった形で
お給料を受け取る事が出来る事業所もあります。

障害者手帳や福祉サービス受給者証、障害年金や就労継続支援、これらはご自身の辛い体調を回復する為に医療を受けながら、
生活に必要なサービスを受ける為の手段
です。回復すればいつでも元通りの社会活動が送れるようになる他、
万が一、長期間に渡っての治療が必要になったり、その間に別の会社などのお仕事に戻る際に、
その相手に現在の状況を伝える手助けにもなります。無理をして自分だけで説明するよりも、医者や行政機関の助言を添えて
話を進めることが出来るだけでも、非常に円滑に事を進めることが出来る、
という意味でも、「使えるものは使い倒す」くらいに
考えながら、とにかくこういった医療サービスや福祉サービスの利用に躊躇しない事が、ご自身にとって一番大事な事です。

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以下のページで、就労支援事業所の内容や「スポットウォーキングさっぽろ」の紹介もしていますので、こちらも参考に。

障がいを持っていても働きたい!「就労支援事業所」とは?

 

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